5月29日(土) 午後2時~
ジェフリーすずか 研修室
コロナにより、今年の総会も中止になりました。
昨年に続き、藤田明さん(三重文学協会会長)にご講演「小津安二郎と戦争、そして…」をお願いして、楽しみにしていましたが残念です。
来年こそ、お聞きしたいです。
総会の議案は郵送して、書面決議にさせていただきました。ぜひご意見やご質問をお寄せ下さい。
6月10日(木) 旭が丘小学校6年生
総合学習で校区内を調べ、「白江野用水」「桜の森公園防災施設」など4つのテーマにまとめた中に、私たちの会が作ったモニュメントも選ばれ、子どもたちの質問に答えたり、モニュメントの意味や意義を伝えたりしました。
鈴鹿海軍航空隊の格納庫があったこと、それが壊されたのでモニュメントを作って伝えようとしたことなどを話し、子どもたちからはたくさんの質問を受けました。子どもたちに身近な歴史を伝えることができました。
6月29日(火)、7月1日(木) 石薬師小学校6年生
総合学習で広島の原爆と地域の戦争遺跡から平和について考え、自分の文をまとめるという学習に取り組む子どもたち。私たちは、鈴鹿市や石薬師にも戦争があったことを伝えました。
6月29日は鈴鹿市が軍都として誕生したこと、石薬師には陸軍の気象連隊があったことを話しました。7月1日は学校近くの石薬師射撃場を訪ね、五感で戦争を感じました。
今年の夏は2つの小学校から出前授業の養成を頂きました。
どちらの小学校も熱心に話を聞いてくれて、たくさんの質問を頂きました。また、授業後の感想もたくさん頂き嬉しかったです。
戦争遺跡を通して、戦争の悲惨さや平和の大切さを、これからも子どもたちに伝えていきたいです。
7月31日(土)~8月1日(日) 10時~18時 イオンホール
今年も鈴鹿市主催、実行委員会協力の形で「平和の祈り展」を開催し、私たちの会も実行委員会の一員として参加しました。
今年のメインは、いわさきちひろさんの平和をテーマにした絵で好評でした。私たちの会は「鈴鹿市にも戦争があった」をテーマに、市内の戦争遺跡や軍事施設についてのパネル展示をしました。
2日間の来場者は1166人で、とても盛況でした。
中日新聞の酒井記者からの情報で、鈴鹿市国分町に軍施設のコンクリート基礎が残っていることがわかりました。
この戦争遺跡は菅原神社の北西の丘陵上にあり、志摩半島から四日市方面まで見渡せる眺望の良い場所にあります。
地元の方によると、戦争中に軍がここに来ていたそうで、この建物は規模が大きく便所もついていたという話が残っているそうです。
海軍なのか陸軍なのか、どのような施設だったのかなど、詳細は不明ですが、貴重な戦争遺跡です。
また、菅原神社の第二駐車場の場所には戦争中に1~2本の地下壕があり、そのうち1本はJ型をしていたという証言もあり、関連が考えられます。
実行委員会を重ねてきましたが、オミクロン株の感染状況やスタッフ確保の難しさを考えて、今年の春まつりを中止することに決めました。とても残念ですが、来年はぜひ開催したいと思います。
ただ、今年は実行委員会を地元の旭が丘公民会で開催でき、自治会長さんも参加して下さいました。また、鈴鹿医療科学大学の吹奏楽部やダンス部の方も実行委員会に参加して下さり、学生ボランティアスタッフについても具体的に取り組むこともできました。
実行委員会で地域の皆さんとのつながりが深められたことはとても嬉しかったですし、ぜひ来年の取り組みにもつなげたいと思います。
もしお問い合わせ、ご要望、来年への参加希望などがございましたら、竹内実行委員長までお電話でお願いします。このウェブページの「お問い合わせ」欄でも可能です。